玉泉堂酒造は、岐阜県養老市にあり、独自のウイスキー「ピーク・ウイスキー」を製造している。ウイスキーはスコットランドのモルトと独自のブレンドで作られ、一升瓶でも販売されている。養老のうなぎ専門店「魚中」で、「白焼きうなぎ」と他のうなぎ料理を楽しむことができる。中村宏明氏が経営する店では、一色鰻を使用した料理が特に人気で、鰻の長焼きなどが楽しめる。山田社長は、ウイスキーと一緒に楽しむことを勧めており、ウイスキーと鰻料理の相性が良いとして紹介している。
玉泉堂のウイスキー一升瓶が飲める鰻の名店。
玉泉堂酒造は、日本の滝百選の雄大な養老の滝で知られる岐阜県養老市にあり、養老山の伏流水を使用して酒造りを行っています。 当蔵を代表する日本酒「冷泉」「美濃菊」は数量限定で醸造される清酒です。
注目すべきは、1975年代から独自のブレンドで熟成させた一升瓶ウイスキー「ピーク・ウイスキー」を世界に提供し続けていること 「ピーク・ウイスキー」は、スコットランドのモルトとモルトを独自にブレンドしたウイスキーです。この地域の清らかな水から生み出される穀物スピリッツ。 まろやかな味わいで、一升瓶でも販売されているため、近年ウイスキー愛好家から注目を集めています。 生産量が少なく他県への出荷量が少ないため、食べられる飲食店は限られています。 玉泉堂酒造株式会社代表取締役社長の山田篤さん(63歳)に地元の販売店を紹介してもらった。
JR大垣駅近くにある「魚中」は、養老のうなぎ専門店「魚中」から独立したお店です。 名古屋や大阪の料亭で修行した四代目・中村宏明さん(56歳)が2022年に開店。うなぎ汁やひつまぶしのほか、白焼きなどのうなぎ料理も楽しめる。
「日本有数の鰻の産地、三河一色産の鰻を仕入れ、頭から尻尾まで調理しています」と中村さん。 矢作川の清流で養殖された一色鰻は、肌が滑らかで脂が軽いのが特徴です。 焼いても茹でても深みのある味わいと栄養価が高いと言われています。
「香ばしい鰻の炙りにはウイスキーを合わせて」と山田社長は勧める。 和食と相性の良い「ピークウイスキー」は、鰻の脂を切り裂く上品な後味が特徴です。 蒲焼きやたくあんサラダなど、さまざまな料理との相性も抜群です.
腹
岐阜県大垣市高砂町1-27
電話:050・8885・3060
営業時間:11:00~14:00、17:30~21:00
定休日:水曜日、第1・第3木曜日。
交通:JR大垣駅より徒歩約10分
取材・文:中井忍 撮影:高島克朗
※この記事は『サライ』2024年3月号より転載しています。