母親が継父の葬儀に参列すべきかどうかについて、遠方に住む両親が3時間の距離を移動して参列する必要がある状況が考えられる。感謝の気持ちや義務、家族関係などを考慮して、個々の状況によって対応が異なる。家族葬の場合は参列できない可能性もある。最終的には、故人の遺族の意向を尊重することが重要であり、夫との話し合いや理解を大切にすることが重要とされている。
継父が亡くなった際、母親は父親が葬儀やお通夜に参加するかどうか心配することがあります。特に遠方に住んでいる場合は、親の負担を考慮する必要があるかもしれません。ママスタコミュニティのママたちからこんな質問が寄せられました。
「義父が亡くなりました。両親は車で3時間ほど離れた場所に住んでいますが、葬儀に参列すべきでしょうか?通うことは可能ですが、遠くに住んでいるため強制的に参列する必要があるのでしょうか?両親は結婚式で会ったきりで、年賀状のやり取りしかしていません。」
投稿者の両親は義理の両親の葬儀に参列する場合、3時間かかる車の移動が必要となります。連絡は年賀状のやり取り程度であり、この程度の関係において葬儀に参列しなくても大丈夫かどうか悩んでいます。しかしながら、他の母親の方も同じような距離であっても葬儀に参列したようです。
実親が義理の両親の葬儀に参列することは一般的でしょうか?
「義父の葬儀は飛行機で行ける距離でした。」
「一度しか会ったことがなく、その後は年賀状のやり取りだけでした。夫の両親(義父)は、両親が亡くなった際にお見舞いに来てくれました。」
遠方に住んでいても、年賀状のやり取りだけでも、義父が亡くなった際には母親の実親が葬儀に参列することが一般的です。息子の配偶者の親に対してもある程度の義務感があるのかもしれません。地域や家庭によって考え方は異なりますが、義父が亡くなった場合、母親の実親が支援するのが一般的なようです。
ご両親はどのように感じているのでしょうか?
「もし私が投稿者の立場だったら、出席したいと思います。お世話になったこともあるので、最終的にはそうなると思います」
ご両親が葬儀に参列したいと望んでいる場合、その意向を尊重したいと思います。娘さんが義理の両親に何らかの形で恩義があるかもしれないため、感謝の気持ちを伝えることが良いでしょう。
「もし両親が来るのであれば、出席する方が良いと思います。健康の問題がある場合は、ご主人に事情を伝えてお見舞いの品を送ることも一考に値します」
一方で、生みの親が健康上の理由などで葬儀に参列することが困難な場合もあります。遠方への旅行はご両親の健康を心配させることになるかもしれませんので、ご主人に状況を説明して欠席してもらうことも考えられます。その際は、お母様が事前に香典を送ることが良いでしょう。
家族葬の場合は参列できない可能性もあります。
「故人の希望で家族葬となりましたので、夫は義両親に参列しなくても良いと伝えていました。これは家族次第です。」
家族や身近な友人だけで行われる家族葬の場合、母親の実親が参列できないこともあります。家族との関係次第で異なるため、夫と相談し合う必要があるかもしれません。
故人の遺族の意向を尊重する
「家族葬でした。そのことを伝えると、両親が「いや、血縁関係だから失礼だ」と参列を求めようとしたが、夫が丁重に断ったため、安心しました。生みの親に参列してもらう場合は、ご主人や義両親と相談して、適切な配慮をしてください。」
実の両親が義父の葬儀に参列すべきかどうかは、ご主人の考えによって決まります。ご両親が参列を希望している場合は、少し時間がかかっても葬儀場まで足を運んでもらうのが望ましいです。逆に、家族葬など小規模な葬儀の場合、親が参列を望まないことも考えられます。お母様の実親である遠方に住むご両親についてご主人も心配するかもしれませんので、まずはご主人の考えを聞いてから、お母様に相談してみることをお勧めします。その後、生みの親と協議することで双方が納得できる解決策が見つかるでしょう。
文:こもも 編:みやび イラスト:わたなべこ